補聴器がうまくいった人とうまくいかなかった人
補聴器を始める前に知っておいてほしい

より役に立つ補聴器するために

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人によって補聴器の評価は違う

補聴器のむずかしさ

たとえ同じ条件で同じ設定だとしても、人によって音の捉え方はさまざまです。
たとえば、言葉を明瞭に聞き取れるよう、
しっかりした音に設定した場合
同じ音でも
Aさん

Aさん

にぎやかにはなったが
言葉がよく聞こえる!
Bさん

Bさん

言葉は聞こえるけれど
うるさい!
たとえば、快適に補聴器を使えるよう、
やさしい音に設定した場合
同じ音でも
Bさん

Bさん

自然でおだやかに
聞こえるようになった
Aさん

Aさん

静かにはなったけれど
つけてもそんなに
変わらない!
このように感じ方や音の評価は人それぞれ違います。 良いところ・悪いところをどのくらい評価するか?によっても印象は変わると思います。 この部分が「聴力に合わせればOK」ではない補聴器の難しい部分です。
こういったご希望にできるかぎり対応するのが当店の仕事です。
ご希望を深く掘り下げていき、より良い補聴器となるよう丁寧なケアを常に心がけています。
より役立つ補聴器とするために

大事な3つのポイント

当店ではこの3つポイントを
特に大切に考えています
1

補聴器は購入前に
しっかり試すこと

安心して納得のいく補聴器選びをしてもらいたいとの思いから、当店では補聴器無料体験を行なっております。お店で試聴した時の聞こえだけで購入を判断するのではなく、実生活での聞こえ具合の確認が大切です。実際に使用する中で試す補聴器の聞こえは環境や話し方などの条件が違うわけですから、感じる印象も違うでしょう。

実際に試してみてわかってくる部分もたくさんあると思います。また聞こえ方だけでなく、取り扱いのしやすさや使い勝手の良さなども補聴器選びにおいて重要なチェックポイントです。
ご希望に応じて性能や価格の異なる補聴器を比較してお試しいただく事もできます。

当店では1ケ月間、補聴器を無料で体験いただける期間を設けています。
2

補聴器の聞こえ具合や
効果を知ること

補聴器をつけてどのくらい聞こえが良くなったか?の判断基準は「ご自身の聞こえ具合の感覚」と「聞こえ具合を測定したデータ」の両方から判断することが重要です。
同じ「よく聞こえる」でも「どのくらいよく聞こえているのか?」は人によって感じ方に違いがあるはずです。一定の条件のもとで補聴器の効果を調べることによって、その「よく聞こえる」を詳しく掘り下げていきます。測定結果はデータとなって見える化されます。それをもとにして補聴器の調整の参考とします。

補聴器の聞こえ具合を調べる事はその補聴器の効果を評価する上で欠かせない大切な測定といえます。

当店では補聴器の聞こえ具合の測定に力を入れています。
3

購入後もメンテナンスを
しっかり受けること

補聴器は、購入しておしまいというわけではありません。
「補聴器の性能を維持する為にも」「長持ちさせる為にも」お店での定期的な点検・クリーニング・メンテナンスは欠かせません。
補聴器を使用していく上で、聴力や慣れ具合の変化・聞こえについてのご要望が変わっていく事もあるでしょう。精密機器ゆえのエラーやトラブルなどの困り事や緊急事態にもできるかぎり柔軟に対応してまいります。購入をゴールとせず、定期的なメンテナンスを維持して受けていくことが大事です。電池代や部品代、修理代を除き、費用はすべて無料で行なっております。
当店ではご購入後も定期的なご来店をお願いしております。
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少しだけ長い目で見てください

慣れることの大切さ

1
補聴器はつけたらすぐによく聞こえるわけではない
聞こえづらかった状態に、補聴器で音を増やすわけですから最初は少なからず戸惑いや違和感があると思います。
特に聞こえづらかった期間が長ければ長いほど、そのギャップを感じるのではないかと思います。このあたりも人によって評価の仕方や感じ方がさまざまな部分です。これを踏まえて、最初はご負担の少ない弱めの音から徐々に慣らしていくことが多いです。補聴器はつけたらすぐによく聞こえるわけではない理由はこのあたりにあります。
無理のない音量から慣れ具合に応じて音量を少しづつ上げていき、最終的にうるさすぎず、なおかつ言葉を聞き取りやすい音量を目指します。その方にあった設定に微調整していき、だんだんと補聴器の音に慣れてもらえるようサポートしていきます。
2
補聴器に慣れるための練習期間が必要
補聴器の体験(お貸し出し)を行なったすぐ翌日に「思うように聞こえない」と返却する方がいらっしゃいます。
前述したように補聴器の音に慣れるまでの時間やお店での調整は欠かせません。つけたらすぐに思うように聞こえるというのは、なかなかむずかしいことです。また取り扱いについても少なからず慣れが必要でしょう。
当店でご購入前の貸出期間を1ヶ月と長く設定しているのは補聴器に慣れてもらうための練習期間と考えているからでもあります。
もちろん慣れるのに1ヶ月では本来足りないくらいですが、少なくともおおよその流れは掴んでいただく事ができると思います。
ご購入後も測定結果などから、補聴器の設定を見直していきます。お客様にとって最も快適にお使いいただけるよう手をかけていきます。
3
理由なく慣れてくださいとは言いません
ご希望によっては必要以上に弱い音や自然な音を求めすぎることにより、どんどん音を弱く下げてしまうようなことがあります。
そうすると確かに快適に補聴器を使用できるかもしれませんが、必要な音量が得られない事によって、肝心の言葉が聞き取りづらいという問題が発生します。そうした場合には少しだけ無理のない範囲で大きめの音に慣れていただくようご提案する事もあります。
どうしてこの音に慣れる必要があるのか?根拠を含めてご説明させていただきます。かといって我慢する必要はもちろんありません。
また、慣れていくためには、ご本人様の補聴器に対する意欲やモチベーションも最低限必要です。これについてもできるかぎりサポートしていきますので一緒に少しずつがんばっていきましょう。